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国会議員団松野頼久記者会見

【2015.12.03】松野頼久代表 定例会見


平成27年12月3日(木) 松野頼久代表 会見における発言


お疲れさまです。
昨日から、おおさか維新の会との交渉について様々な報道がされていますが、記事にあるように決定した事実はまったくありません。決定したら報道の皆さんにきちんと発表しますので、決定していないことは書かないようにお願いします。
私からは以上です。


【おおさか維新の会との交渉について】
Q:民主党との統一会派結成前に、「おおさか維新の会」との交渉に決着をつける必要があると考えるが、現時点での交渉の状況と今後の見通しについて。
A:「おおさか維新の会」と交渉しているのは事実。内容については結論が出た後、発表します。
Q:「解党」について交渉中とのことだが。
A:「解党」についてではなく、「円満な解決を求めて」交渉しています。
Q:「円満な解決を求めて」交渉を行っているとのことだが、年内など、交渉の目途は立っているのか。
A:目途は立っていません。できるだけ早く円満な形で解決したいと思っています。
Q:交渉は難航しているのか。
A:いくつか論点があるようです。具体的な内容については交渉中ですので割愛させていただきます。
Q:今日の会見で松井知事が、「維新」の名前を参院選まで「(東京の)維新の党」が使用することを認める発言をしているが、参院選までに「維新」の党名を返すつもりはあるか。
A:「維新」という名前は所有物ではないから、期限を決めて使用を認めるような物ではないと思います。
ただ、我々は野党再編のためには解党も辞さずと言っている。長々と「維新」という党名も含めて使い続けるつもりはありません。
Q:「維新」という文言にこだわりがないということか。
A:我々は政権交代可能な野党勢力結集のためなら解党も辞さずと選挙もしています。
政党名は公の物であるから、個人がこだわる・こだわらないという物ではありません。


【民主党との統一会派結成に関連して】
Q:民主党との統一会派は、衆議院と参議院で同時に結成するのか。
A:まだ決まっていないので、決まった段階でお伝えします。
ただ、当然ながら同時になると思う。
Q:民主党との統一会派を結成した場合、幹事長、政調会長、国対委員長などによる協議機関を設置するのか。
A:まだそこまで話を詰めていないが、設置することになると思う。


(松野代表)時事通信の報道だが「『維新』の名称の使用を取りやめるとしている」などと、事実として記事に書かれているが、このような事実はまったくありません。今現在、決定したという事実はない。「『維新」の名称を返上するよう求めていた。その時期は合意文書には明記しないものの、野党再編の見通しや参院選への影響を考慮して「来年5月末まで」と期限を切ることで調整が進んでいる。」という事実もありません。時事通信の記事は、あまりにも決定していないことを書きすぎているのではないでしょうか。
(時事通信記者)しかるべきところに取材した結果...
(松野代表)決定したときに記事と違った場合、どうしますか。
(時事通信記者)交渉過程で変わった場合、配信した記事と異なる内容になる可能性はある。
(松野代表)決定に関わる私自身が違うと言っているのですから、今現在、このような事実はないのです。
様々な交渉を行っているのは事実です。しかし、今現在、決まったことは何一つないのです。ですから、このような交渉をしている様子と書かれるのはいいのですが、変わる可能性があるので断定されるのは心外です。せめて、交渉の過程で変わる可能性があると書き加えていただければ結構ですが。


Q:民主党との政党再編について。
A:事務手続きにはこだわりません。
我々は、来年、新しい名前の政党が作られることを求めています。今の民主党という政党に我々が入ることはありえないと言っているだけであり、党名を変えればいいという話ではありません。
Q:維新の党だけが解党して民主党に吸収合併となった場合、比例選出の国会議員は合流できないが。
A:それでは合流できない議員が出てしまいます。ですから、すべての議員が合流できる形を求めています。
ただ、それを吸収合併とは言わないのではないでしょうか。
Q:民主党が党名を変えることが再編の前提ということか。
A:民主党が党名を変えればいいというような報道がされているが、党名ではなく、新しい政党が結成されることが前提です。
Q:民主党との統一会派が結成されたら、埋没しないよう「身を切る改革」などの維新の党らしさを出していくのか。
A:統一会派を組む前に、今、政策協議を行っています。政策協議がまとまれば、協議結果に従って会派の運営を行うことになります。協議で決定した政策を他の会派にも示して、さらに広い統一会派を組み、政策に従って行動することになると思う。
Q:「身を切る改革」などの維新の党の政策は降ろさないのか。
A:もちろん、降ろしません。
Q:民主党との次回の政策協議はいつになるか。
A:代表選挙が終わってからになります。


【特定秘密保護法に関連して】
Q:特定秘密保護法の国会における監視機関に対する政府の説明は十分だと考えるか。
A:まったく不十分だ。
法案審議の段階では、特定秘密に指定される対象は非常に限定されると説明を受けていました。特定秘密を内容に含むとして指定される行政文書がこれほど膨大な数になるような説明は受けていなかった。現実には相当な量になっています。本当に法案審議時に説明を受けた内容と同じなのか、衆議院でもチェックしなければならないと考えています。


以 上