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国会議員団松野頼久記者会見

【2015.11.05】松野頼久代表 定例会見


平成27年11月5日(木) 松野頼久代表会見における発言


【おおさか維新の会について】
Q:おおさか維新の会が党の略称を「維新」として総務省に届け出て、略称「維新」が2つとなったことについて。
A:総務省は、届け出があれば拒否をするルールはありません。過去にも「日本」という略称を2つの政党が使うなどということがありましたので、ひとつのルール上の問題なのでしょう。私どもも今回の件で政党に関する法律、「政党法」がないことの課題を痛感いたしました。
受理された以上は、しかたないのでしょう。
Q:今日(11/5)、大阪のダブル選挙のうち知事選が告示されたが、その受け止めと、再び都構想を掲げていることについて。
A:都構想に関しては、党の政策の1丁目1番地という位置づけで応援してきました。自分たちも推進してきたつもりです。ですから都構想については賛成です。がんばってもらいたいと思います。
Q:ダブル選に関して党としては。
A:まだ党としての態度は決めておりません。今このような状態ですから、関与することはないと思います。
Q:おおさか維新の会が、この時期に結党の届け出をした意図について。
A:どのような意図で出されたかはわかりませんが、これできれいに2つの政党に分かれたので、ゴタゴタはやめていただきたいと思います。


【国会での活動について】
Q:来週、予算委員会の閉会中審査が行われるが、どのようなテーマで論戦を挑むのか。
A:予算委員会の集中審議でごまかしているのでしょうが、本来であれば、臨時国会を開くべきでしょう。
TPPについても、合意後のショックをやわらげるためウルグアイラウンドの時のようなバラマキを考えているようですから、しっかり質していきたいと思います。
Q:政府のTPP対策予算がバラマキになると。
A:そうでしょうね。
加えて、安倍総理は重要5項目を守ると約束していましたが、実際に守られているのかもたずねたいと思います。
自民党議員の皆さんは、農業団体とTPPの交渉にも参加しないと約束して選挙をしています。大臣の中にも約束をして選挙された方がいらっしゃるので、しっかりきいてみたいと思います。
Q:閣僚のスキャンダルも報じられているが。
A:いろいろなスキャンダルが報道されていますが、あくまで立法府ですからスキャンダル合戦にならないように。ただ、法に触れているところがあれば、質していくべきだと思います。
Q:今後、衆議院の会派が21人となる可能性があり、理事の数も変わってくると思うが。
A:しっかり考えたいと思っています。来年の通常国会が始まるまでには、何らかの整理が必要だと思います。
Q:統一会派の可能性もあるのか。
A:もちろんです。そのような可能性は大いにあると思います。
Q:民主党との政策協議の再開見通しは。
A:現場の政調会長がどのように言っているのかわかりませんが、共通政策についてある程度の形になっているとの報告はあがっています。
まだ日程は決まっていませんが、最終的に代表・幹事長のトップレベルですり合わせをやりたいと思っています。
Q:政策の合意のタイミングは。
A:今月中くらいに、ある程度は作り上げると思います。
Q:生活の党の小沢代表が年内に野党連携の合意を取り付けたいと発言したが。
A:以前から申し上げているように、年内に100人規模の塊を作りたい。ひとつの党になれれば良いし、そうでなくとも政治グループという国民に見える形にしたい。この基本路線は変わっておりません。


【代表選について】
Q:代表選に必要な党員名簿が戻る見通しがない状況で、代表選がさらに先送りされる可能性はあるか。
A:ありません。
前回は選挙人の確定まで作業が進みませんでした。党員名簿が戻らない場合には、改めて党員の登録を行い、漏れた方への告知をした上で実施する予定です。今回は改めて選挙人の確定ができますので、弁護士からも法的な問題はないと聞いています。
Q:松野代表自身が代表選に出られるかどうか、現時点でのお考えは。
A:まだ白紙です。
Q:判断するとしたら今月中か。
A:そうでしょうね。


【その他】
Q:藤巻議員が馬場さんの方へ離党届を出したと言われているが、離党届は届いているか。
A:届いていません。
Q:党紀委員会で議論している離党届を提出した議員への処分はどうなる見込みか。
A:まったくわかりません。党紀委員会で議論をしているので、党のルールに基づき公平に決まるのではないかと思います。
Q:以前、党を除名になった上西議員のような方に復党を求める可能性は。
A:以前、所属されていた方は難しいかもしれません。
上西さんで思い出しました。上西さんからも訂正があったのですが、維新の党は有馬温泉には行っておりません。かつての日本維新の会の時代のことだと思いますし、日本維新の会としても有馬温泉へ行っておりません。(地域政党の)大阪維新の会の研修会だったのではないかと思います。少なくともかつての日本維新の会及び維新の党は党として有馬温泉には行っておりません。
二次的報道をされたところは、訂正していただければと思います。
(11/3、上西小百合衆議院議員が、維新の党時代に有馬温泉で勉強会に参加したが、勉強は1時間程でその後は宴会となり費用も支払わなかったと発言した、と報道されていた)


以 上