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【2016.03.15】今井雅人幹事長 定例会見
平成28年3月15日(火) 今井幹事長 記者会見要旨(執行役員会終了後)
○執行役員会では、１．同意人事のうち、日本銀行政策委員会審議委員候補の櫻井眞氏は極端なマイナス金利政策を進める安倍総理・黒田総裁に近い立場のため、不同意とする、２．「民進党」という新党名について特に異論は出されなかった、明日(16日)両院議員懇談会、22日に地方議員と再任・新任支部長への説明会を開催し、党名、綱領、基本政策、規約等を参加者に説明した後、正式な党内手続きをする、３．27日午前、解党大会を開催する、ことが決まった。
○(新党名が「民進党」となったことへの受け止めは)客観的な方法で党名を選ぶという両党の申し合わせだったため、どちらの党名になっても受け入れるつもりだった。申し合わせに基づき決まった党名を了とする、それに尽きる。
○(新党名は執行部として了承したのか)今日の執行役員会で了承することもできたが、国会議員や地方議員・支部長にも説明してから正式な手続きをすべきと考えて今日は保留した。執行役員会のメンバーは基本的には了解していた。党内への説明の後、了承の手続きをすることになる。
○(民主党内には新党名に対する不満もあるようだが)20年使ってきた党名を変えたくないと考える人が民主党に大勢いるのは当然のことだ。客観的な方法で党名を選ぶという申し合わせに基づき作業を進めて党名が決まった。党名に「民主」が残らないことが分かってから不満が出るのは残念だ。公党間で決めて進めてきた結果を尊重してほしい。
○(民主党との選挙関係調整会議に関連して)衆院小選挙区のうち両党の候補者がいる選挙区については、新党結成までの解決を目指して協議を進め、愛知4区は調整がついた。今日の調整会議では他の選挙区について確認したい。
○(野党勢力の結集に伴い、改革結集の会にも合流を呼びかけるのか)基本的には過去の問題を乗り越え、多くの人が結集する方向で進めたい。改革結集の会の中には「おおさか維新の会」の会合への出席者も多く、来年度予算案の採決でも我々の組み替え動議に賛成せず「おおさか維新の会」の組み替え動議案に賛成した。前に進むためには過去の問題にけじめをつける必要がある。
○(保育士等の処遇改善について)保育士等の処遇改善は重要な問題であり、党として改善自体は了承済みであり最優先で取り組みたい。ただ、保育士等の給与の具体的な引き上げ額については、介護職の給与引き上げとのバランスや財源確保の問題もあり検討中である。
○(待機児童解消のため保育所や幼稚園の整備が必要だが、子どもの声が騒音条例に抵触するという理由で住宅地での保育所等の建設は困難だ。この問題について個人的な意見でもかまわないのでコメントを)(あくまで個人的な意見と断った上で)私は子どもの声は騒音だと思わないし、とても好きだ。そういうことを理解してもらう必要がある。