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国会議員団松野頼久記者会見

【2016.02.26】松野頼久代表 党首会談後会見


平成28年2月26日(金) 松野代表ぶら下がり会見要旨(党首会談・調印式・共同会見後)


○民主党との調印式を終えた。昨年の代表就任以来、100人規模の新党結成を目指してきたが、衆参合わせて150人規模の新党結成のスタートとなる合意をすることができた。これがスタートであり、反転攻勢の第一歩だ。温かく見守り、しっかり育てていただきたい。


○(新党で日本政治をどのように変えるか決意を)私個人の思いだが、徹底的に税金の無駄遣いを排除し、少しでも税金が上がらなくてすむ国を作っていく。徹底した行革政党にしたい。


○(党名の決定方法について合意文書にない代表同士の決めごとはあるのか)とにかく客観的に決める。基本的には世論調査だ。


○(合意書にある「新党協議会」の枠組みとメンバーは)幹事長を中心に党名チーム(江田議員、柿沢議員)と政策・綱領チーム(小野議員、井出議員、高井議員)を組んだ。地方組織や職員は幹事長直轄で扱う。来週早々にも第1回の協議会を開催したい。


○(1998年の合流方式について)事務的解党ではなく政治的解党を求めてきた。国会議員が1人を残して全員離党するのは政治的には99.5%の解党であり、十分納得いくものと考えて合意した。


○(合流できない5人の参院議員の処遇について)党籍は持てないが、党の役職に就くこともできるし、政党交付金で党籍のある議員と同じ扱いをする。


○(昨日の横浜市内の会合で代表が「譲れない一線」があると発言したが、破断もあるのか)破談とは発言していない。政策の違いや人間関係はあるが、それを乗り越えていっしょになっていただきたい、皆さんの思いとまったく異なるものができることはないと話した。一般論として、合意文書以外の事態が起これば民間企業でも当然そのようなことになる。


○(岡田代表との交渉で何が一番の難点だったか、なぜ合意にこぎつけたと考えるか)両党の内部に異なる意見を持った議員がいた。その状況で一致点を見出すことに最も腐心したが、十二分な成果が得られたと考える。合意に至った最大の理由は岡田代表の決断と実行力、「新党を作る」という迫力だ。岡田代表は約束したことを必ず実現するという安心感があり、信頼できる交渉相手だ。


○(岡田代表は今回の合意を25年の政治生活の集大成と位置付けていたが)交渉の過程で言い争いにもなったが、岡田克也という政治家だから今回の偉業が達成できた。心から敬意を表したい。


○(合意に至った現在の心境について)実現できないだろうと言われたり、厳しい状況もあったが、合意できてよかった。感無量だ。これが終わりではなくスタートであり、身が引き締まる思いだ。


○(今後の野党結集について) 共産党以外のすべての政党に呼びかけるべきだ。各党様々な事情があるから、できるところから進めればいい。とにかく野党が一本化して次の衆院選を戦い、政権交代を狙う、それをどこまで実現できるかだ。


○(鈴木貴子議員の民主党離党について)自民党は我々の合意を野合と批判しているが、民主党で当選した議員を懐に入れるのは野合ではないのか。


○(国勢調査の速報値が発表され、1票の格差が拡大したことが判明したが) 自民党は自分たちの損得で勝手に「0増6減」を打ちだしているが、調査会がフェアに選んだアダムズ方式を採用すればいい。最高裁が細部まで意見することには疑問もあるが、恣意的な制度ではなく、公平な選挙制度を作るべき。

以 上