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今井雅人国会議員団松野頼久記者会見

【2016.02.26】民主・維新 党首会談後共同会見


平成28年2月26日(金) 松野・岡田両代表共同記者会見要旨(党首会談・調印式後)


【岡田】本日を日本政治の流れを変える歴史的な日にしたい。新党は安倍政権の政治に疑問や不満を持つ多くの国民の受け皿になる。民主党は政権を担うも分裂を経験し、第三極も離合集散を繰り返して国民の期待に応えられなかった。この新党が政権交代の最後の受け皿になるという強い決意で結成を決めた。私自身、25年の政治生活の集大成として、新たに結成する党で参院選を勝ち抜き、政権交代にチャレンジしたい。


【松野】去年5月の代表就任以来、100人規模の新党結成を公約して活動してきた。それが実現したことは大変喜ばしい。これは終わりではなくスタート。ようやく政権交代に向けて第一歩を踏み出すことができた。これから協議するが、徹底した行改政党、これ以上税金が上がらなくてもすむよう税金の無駄遣いに切り込む政党にすべく、皆さんと議論しながらやっていきたい。


【岡田】国会活動や国政選挙などあらゆる場面で可能な限り協力するという野党5党間の合意と、この新党を車の両輪としてがんばっていきたい。


(自民党からは、何を目的とした新党結成か、看板の掛け替えではないかという批判があるが)
【岡田】野合などの批判もあるが、野合で何が悪いのかという開き直りの気持ちもある。我々はこれから綱領を作り、理念・政策を一致させ、安倍政治に替わる新しい政治を行っていく。
【松野】民主党の議員を入党させる自民党に野合と言われたくない。「あなたたちには言われたくない」という気分だ。自民・公明の連立は一体何なのだ、どうぞご批判してください。


(社民党や生活の党と過去の経緯を乗り越えて結集を呼びかけられるのか)
【岡田】理念と政策が一致することを前提に野党の結集を図りたい。相手もあることなので、具体的な結集方法は新党に合流する方法もあれば、緊密に協力する方法もある。各党の状況があるのでこれから話し合っていきたい。
【松野】政治は過去ではなく未来だ。政治はその時ごとに判断をしていくもの。これから政策・理念が一致するなら未来に向けて手を組むことはありうる。


(前回の選挙で両党に投票した有権者に対し、どのように新党協議の内容を説明していくのか)
【岡田】まず、厳しい状況の中、支持していただいた有権者にお礼を申し上げたい。政権交代を目指す政党として「民主党」という殻を脱いだことをご理解いただきたい。
【松野】協議を通じ、前回の選挙で「身を切る改革」を訴え850万の比例票をいただいた我々の思いは民主党の皆さんと共有できると感じた。新党でもその思いを持ち続けることで有権者の皆様にはご理解いただけると考える。


(松野代表は税金の無駄に切り込むと発言したが、岡田代表が考える新党の柱は)
【岡田】綱領をつくる過程で共有したい。松野代表の考えも、元来、改革政党である民主党の重要なテーマとして継続させたい。もう1つの柱は多様な価値観と共生社会。これが我々の目指す方向であると、維新の皆さんと共有できると確信している。

以 上