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国会議員団松野頼久記者会見

【2016.01.22】松野頼久代表 政府四演説終了後ぶら下がり


平成28年1月22日(金) 松野代表記者会見要旨(政府四演説終了後)


◯来年度予算案の提出に伴い衆議院で政府四演説が予定されていたが、本会議前の議院運営委員会において甘利大臣による金銭の受け取りに関する説明を聞いた後でなければ本会議に出席できないと申し上げた。昨日からの甘利大臣の答弁を聞いていても、自分が受け取ったかどうかについてさえ頭を整理してから説明すると繰り返している。頭を整理しなければならないほど頻繁に受け取っているのかと連想させるような発言なので、その点だけでも説明してから演説してほしいと申し出ていた。それが受け入れられなかったので、甘利大臣による経済演説の前に議場から退席した。


○(甘利大臣は調査後しかるべき時期にしっかり説明責任を果たすと発言したが)自分が受け取ったか否かという簡単なことであり、しかるべき時期に説明をしなければならないほど頻繁に受け取っているのかと疑わざるを得ない発言だ。50万円を受け取ったのであれば覚えているはずだ。1週間もかけて調査する内容なのか。


○(甘利大臣に十分説明をさせていない政府の対応について)説明責任を果たさなければならないと言いながら、説明責任が十分に果たされなかったために我々は退席したのだ。


○(来週以降の対応は)政府に誠意のある説明を求めていく。


○(安倍総理の施政方針演説について)都合のいい数字を並べて自慢話をしていたと感じた。直近の株価の下落や厳しい経済状況、農業の厳しさに対する施策がまったくなかった。


○(安倍総理の演説における挑発的な言葉遣いについて)いかにも民主党政権時代を批判するような言い方をしているが、政治は未来。批判するより、自分たちがどのようにやっていくのか述べるべきではないか。安倍総理の考えは小さいと感じた。


○(甘利大臣の演説の時、野党6党は退席したがおおさか維新の会は議場に残り、野党の対応が割れたことについて)おおさか維新の会は野党か与党かというこれまでの議論と同じではないか。


○(疑惑を抱えた甘利大臣がダボス会議[世界経済フォーラムの年次総会]に出席することについて)自らの疑惑についてしっかり説明をした後、出席するべきだ。


○(江田前代表が民主党の岡田代表に解党新党でなければ統一会派を解消すると伝えたことについて、江田前代表から報告はあったか。この件の受け止めは)江田前代表から報告はありません。ご自身の考えを述べたと思うが、我々はずっと新党結成を目指して進んできたし、これからも進んでいきたい。あくまで新党結成が前提の統一会派だから。江田前代表の考え方も理解できなくないが。

以 上