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国会議員団松野頼久記者会見

【2015.12.11】維新・民主党首会談後 共同記者会見


11日午前、維新の党の松野頼久代表は国会内で民主党の岡田代表と会談し、来年の通常国会で統一会派を結成することなどで正式に合意しました。


合意事項は、以下の4点。
1.両党間で協議を重ねてきた「基本的政策合意」を共有する。
2.次期通常国会で統一会派を結成する。
3.政権交代可能な政治を実現するために、両党の結集も視野に、地方組織も含めさらに信頼関係を高める。
4.政策・理念を共有する幅広い野党勢力の協力・結集を目指し、各党、各会派に呼び掛ける。


松野代表と岡田代表は合意書に調印しました。調印後の記者会見で松野代表は、「今日、このような形で野党第一党、第二党である我々と民主党が国会の中で共闘することを確認して、来年の通常国会では今の1強と言われる自民党に対し、しっかりチェック機能を果たしていく」と語りました。


衆議院では維新の党21人、民主党71人の計92人となり、会派の名称は「民主・維新・無所属クラブ」となります。また、会派の運営のため、両党の代表・幹事長からなる協議会を設けます。その下に両党の政策責任者から構成される政策調整会議を設けます。部門会議は合同で開催して政策決定は党ごとに行い、調整が必要な場合には政策調整会議で検討します。国会運営は一体として運営します。また選挙については幹事長、選対委員長からなる調整会議を設け、参議院選挙、衆議院選挙の調整を行うことになりました。


通常国会について岡田代表は、安保法制に加え、低所得の年金受給者に3万円ずつ配る「臨時給付金」をはじめとするバラマキや軽減税率による1兆円規模の減税などをしっかり議論していかなければならないと意気込みを語りました。松野代表も、徹底的に税金の無駄遣いを追及する、再来年には消費税増税を控えているのですから、特に予算委員会では税金の無駄遣いをしっかりチェックしていきたいと語りました。


また、参議院の統一会派結成について松野代表は「統一会派を組むことには異論はないが、時期ややり方についてはハウス(院)で相談させてほしいということなので、そこは認めました。今後、どのような話になるかわかりませんが、統一会派を組むことは合意ができてますので、そう遠くない将来だと思っています」と語りました。