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今井雅人国会議員団記者会見

【2015.11.17】今井雅人幹事長 定例会見


平成27年11月17日(火) 今井雅人幹事長 記者会見要旨(執行役員会終了後)


○党紀委員会からの答申に基づき、幹事会で2つの対応を決定。①除名処分となった大阪維新の会所属議員等からの不服申し立てについて、聴聞開催の案内を送ったところ、正統性のない執行部による除名は無効で聴聞には出席しないと連名で回答があった。不服申し立ては却下する。②離党届提出者6名(小沢、小熊、重徳、村岡、吉田、鈴木)の離党届を受理する。「おおさか維新の会」結党大会出席者の7名(下地、儀間、椎木、河野、室井、清水、藤巻)は除名とし、維新の党に留まり活動するとの誓約を破った椎木議員は除名に加え議員辞職勧告を付す。この2点について執行役員会で承認された。大阪以外の地方議員については「おおさか維新の会」所属の意思がある者は除名処分とし、それ以外の方はこれまでどおりという方針が了承された。


○代表選挙管理委員長から代表選挙の概要について報告。地方議員も参加可能な公開討論会や地方での街頭演説会を求める意見が出された。


○12/6臨時党大会開催を決定、松木議員を委員長とする党大会実行委員会の人事案が承認された。


○(離党届受理と除名に分かれた処分の基準は)「おおさか維新の会」結党大会参加を基準とした。


○(椎木議員への辞職勧告は重すぎるのではないか)政治信条や意見の違いは認めるが、執行部と大阪側にまったく反対の発言をし、その発言を隠すなど明らかに嘘とわかる言動があまりにも多い。これは議員の資質の問題だと考えての処分である。


○(民主党内から統一会派を求める発言が出ているが)我々執行部としては、岡田代表をはじめとする民主党執行部と話をする。民主党執行部から我々に統一会派の話は正式に出されていない。我々は改革のための野党再編を目標としているので、そこにつながる道筋となるかが重要。


○(新党結成に至る過程として統一会派の可能性は)党内にもさまざまな議論があり、さまざまなプロセスがありうるが、ゴールにたどり着けるかという観点で協議をしたい。


○(執行役員会では統一会派についてどのような意見が出されたか)自民党に対抗する改革勢力の結集は党の総意。その目標までたどり着けるかが不明瞭なら慎重にすべきとの意見があった。


○(臨時党大会で民主党との統一会派について議論するのか)臨時党大会は代表を選出するために開催する。地方議員の意見を聞く機会を設ける必要もあると考えるが、会派は国会活動に関するものだ。手続き論として党大会で議論するテーマではなく両院議員総会で議論すべきこと。


○(新代表の選出で民主党との政策協議の方向性が変わる可能性は)政策協議は党内の意見集約を行いながら進めている。代表選で誰が新代表になってもわが党の方向性は変わらないし、民主党にもその旨説明している。政策協議は代表選日程に関係なく進むと考えている。


○(安倍総理が正式に臨時国会見送りを表明したが)憲法に則り正しい手続きで臨時国会召集を求めたが無視をするのは憲法違反。やりたくないことからは逃げる安倍政権の体質が表れている。


○(辺野古移設工事をめぐり、沖縄県知事の埋立て承認の取消に対し、政府は行政代執行訴訟を起こしたが)臨時国会と同じ。地方創生、地方を大事にすると言いつつ、沖縄県民の民意を無視するのは言行不一致。地元の皆さんを説得した上で進めるべき。


○(福島県議選の結果について)わが党が混乱する中であり候補者にご迷惑をおかけした。同時に、地方選は党勢とともに候補者の活動も重要。候補者の活動も検証する必要がある。(県議会の自民党の過半数割れは)福島には震災と原発事故という地域事情がある。原発再稼働を支持する高木復興大臣を任命した政権への疑問も選挙結果に影響したのではないか。      


以 上