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国会議員団松野頼久記者会見

【2015.10.29】松野頼久代表 定例会見


平成27年10月29日(木) 松野頼久代表会見における発言


お疲れさまです。
先ほどの臨時執行役員会で、延期されておりました維新の党・代表選挙を改めて実施すると決定いたしました。
昨日の代表選挙管理委員会において、投票日は12月6日(日)と決定しました。規則上、その選挙期日を本執行役員会において承認したということです。
と同時に、代表としての私の任期は、代表選挙の延期により平成27年11月1日までとなっておりますが、改めて実施される代表選挙の日程を鑑み12月31日までとする。ただし、当該代表選挙において新たな代表が選出された場合は12月6日まで。要は、31日まで一応延ばしてある代表の任期は、新たな代表が選出されたらそこで切れる。
そのように決定いたしました。
大阪の党本部が管理している党員名簿が提出してもらえない状況であり、ある意味、「占拠」された状態であるので、それも含め、法的措置を対応していかなければならないと思っています。
私からは以上です。


【代表選挙について】
Q:投開票が12月6日ということか。
A:開票が12月6日です。
Q:告示はいつでしょうか。
A:告示は、名簿がどうなるか等を含めて、選挙管理委員会で練っている状態です。
Q:選挙管理委員会の会見では、代表選挙は1ヶ月ほどで、コンパクトに実施するとの発言があったが。
A:できるだけ速やかにやりたいと思っています。
我々は党員1人1票、確定された選挙人1人につき1票で代表を選出するルールを決めた政党ですから、これに従い、党員によって代表を選ぶ選挙をやっていきたいと思っています。
Q:大まかに言えば、告示は11月下旬で、12月6日開票ということか。
A:大体そのような感じだと思いますが、作業の物理的な時間を計っています。
Q:投票方法は郵送なのか、ネットなのか。
A:すべて郵送です。今回はネットまで対応できません。
Q:名簿を占拠された状態だと大阪府内の有権者を確定できないのではないか。
A:きちんと告知をいたします。告知をして、ご自分に党員の資格があるという方には申し出ていただき、代表選挙に参加していただきます。告知を行い対応すれば問題ないと弁護士の確認もできております。
Q:代表選立候補にあたり推薦人の数は。
A:国会議員3名、地方議員12名と決めております。前回、党所属議員の数から導かれた国会議員5人と地方議員30人の割合を変えないで考えています。国会議員も地方議員も平等な権利を持つ、前回の分母(議員数)が変わっただけで計算式は変えていない。地方議員の皆さんの声も反映できる形にしているつもりです。
Q:松野代表は出馬に関してどのようなお考えか。
A:現段階で何か自分の考えがあるわけではありません。


【法的措置について】
Q:一般党員にも投票権を与えるとなると日程的にタイトだと思うが、大阪に対しての法的措置は、今日明日にも行うのか。
A:弁護士の方と相談をしております。何に関して法的措置を行うかについても専門家と相談しています。
Q:名簿については返還請求をしていくということか。
A:専門的なことは分かりませんが、社会的にも皆さんにも、これまで「維新の党代表 松野頼久」として報道され、公式の場に出て、国会でも活動してきているわけです。自分たちの思い通りの交渉結果にならなかったら、いきなり代表ではないと。こんな馬鹿げたことが行われているので、名簿はもともと我々の所有物ですから返却して欲しいということです。
Q:有権者の確定のために総支部から名簿を集めるという話もあったが、その名簿も法的措置に含まれるのか。
A:それも含めて、考えております。名簿を占拠されている状態ですから、占拠を解除して貰いたい。
それが叶わない場合に備えて、選挙人を確定する作業を同時に進行させたいと思います。
Q:名簿を占拠している大阪側に法的措置を検討しているとのことだが、どのような容疑を想定しているのか。
(代表):弁護士・専門家と相談して決めたいと思います。名簿を含め政党を運営していく上で障害になることに関しては、民事・刑事の法的措置をとらざるを得ないと思っています。
(今井幹事長):少なくとも名簿に関して、我々は業務を妨害され経済的負担を強いられている、経済的損失を受けているわけですから、そのような観点から法的な対応が可能ではないかと思います。


【総務省への届出について】
Q:前回の会見で総務省が届出を受理しなかったとの発言があったが、総務省が行政の立場では判断できないとして受理しなかったのか。
A:そうだと思います。
先方の解党届も受理されないはずです。
ということは、これまでの維新の党が存続しているということですので、当然、正統性は我々にあると思っています。
解党したならば解党届を出せばいいのですよ。受理されないわけですから。なぜ提出しないのでしょうか。
Q:万一、大阪側が提出する解党届を総務省が受理したら、総務省へ異議申し立てなどを行うのか。
A:仮定の事態は想定しておりませんが、受け取らないと思いますよ。
Q:現在、口座が凍結されお金が動かせない状態ということだが、問題はないのか。
(代表):お金はみんなで歯を食いしばって頑張りますから大丈夫です。お金の問題ではありません。
党員や有権者の皆さんに負託された政治・政党活動がきちんと行われることが、いちばん大事だと思っています。
(今井幹事長):党費の返還に関しては、党員の皆さんにとっては我々の紛争に関わりのないことですので、お返しできるように話しておりますし、職員の皆さんなど生活がかかっている方にはご迷惑がかからないよう何らかの形でお支払いできるようにしたいと思います。最低限、それをやるのは筋だと思いますので。
(代表):党が割れるとか分裂する事態になるなら、代表選挙がセットされていたわけですから、本当は代表選挙の中で意見を戦わせて物事を決めれば良かったのではないかと、今でも思っています。
そもそも政党は、党員を含めた代表選挙を通じて党の路線を決めていくのが筋なのではないかと思います。大変残念です。


【大阪維新について】
Q:昨日、松井知事が菅官房長官と会ったことについて。
A:やはり自民党の補完勢力なのだという感じがします。これまでの国会運営でも自民党政府に協力しようというところが見えておりましたので。
我々は野党としての立場でやっていきたいと思っています。
自民党内からも声が出ているようですが、これから選挙で自民党候補と戦うので、不思議ですね。
Q:31日に「結党大会」が開催されることの受け止めを。
A:新しい政党をお作りになるということなのでしょう。
不思議なのは、なぜ設立届を出さないのかということです。結党大会だけ開催して設立届は出さない。正式な国政政党になるわけですから、もし結党大会をされるなら速やかに提出されるのが筋なのではないかと思います。
Q:松井知事はすぐに提出しない理由をダブル選に集中するためと言っているが。
A:ただの離党になってしまうからではないでしょうか。届けが出た瞬間に分派になるわけですから、それが嫌で届けは出さないと言っているのではないでしょうか。
橋下氏がおっしゃっていることと、他の人がやっていることが全然違うのでは、と思います。
いろいろな政党の離合集散を見ましたが、自分たちは考え方が違うから新しい政党を作る、これはよくありますが、党大会を勝手に開いて解党だとか、結党したが結党届は出さないとか、意味不明です。
もっと気持ちよく、割り切ってやった方が良いのではないかと思いますが。
Q:橋下氏は日本維新の会を作って以来、政党を作っては分かれてを繰り返しているが。
A:橋下氏個人というより、選挙で有権者の皆さんに投票していただくわけですから、政党を簡単に作ったり壊したりというのは避けて、政党を作るならしっかりしたものを作るべきだと思います。自分たちの都合で作ったり割ったりするべきではないと思います。
我々は野党再編に突き進んでいく、この意思はブレておりません。その中で政党が解党するのであれば、選挙の時に有権者の皆さんにも訴えていることですし、党大会時でも党員まで含め決議していることなので良いと思うが、そうではなく、自分たちと意見が合わないなど感情で離合集散を繰り返すのは、政党政治をないがしろにしていると思います。


【その他】
Q:政府が辺野古の埋め立て工事に着手したことについて。
A:地元沖縄県と相当揉めて工事を進めていると思いますが、もっと話し合った上で行うべきで、強引なやり方をすべきではないと思います。


以 上