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今井雅人国会議員団記者会見

【2015.10.06】今井雅人幹事長 定例会見


平成27年10月6日(火) 今井雅人幹事長 記者会見要旨(執行役員会終了後)


○TPP大筋合意について、わが党は自由貿易推進賛成だが内容がまったく国会に報告されていない。閉会中審査など議論する場を作ってほしい。その上で是非を判断したい。


○執行役員会では、(1) 吉村前議員の議員辞職願が許可、党に離党を申し出、今日の執行役員会で承認された。繰り上げ当選となる椎木保前議員は9日に選挙会で決定の予定、当選後は維新の党に残り執行部とともに活動すると私が確認した。(2) 井坂政調会長から民主党との政策協議について、まだ固まった内容はない、一部報道は誤報との報告。(3) 4者協議について私から経緯を報告。こちらは正当な理由がない限り分党には応じられない、党名は引き続き使いたい、その他はできるだけ配慮したいと申し入れているが交渉は今のところ不調。以上を執行役員会において説明、了承された。その上で午後からの4者協議に臨む。


○(自民党は来年夏の参院選を踏まえてTPPの国会審議を早めに終わらそうという動きがあるが) できるだけ早く審議をはじめ、中身についてもしっかり審議したい。


○(重要5品目を守ると決議しながらTPPの交渉では関税が大幅に下げられたが) 正式な文書はみてないが、与党がこれまで曖昧な表現で示してきた政策が本当なのかは議論が分かれるところ、そこを踏まえて議論していきたい。


○(執行役員会で4者協議における方針を了承した際、新党参加予定の議員もいたと思うが反対意見はなかったのか) 全員の意見を聞いたところ反対意見はあったが皆さんの意見を伺った上で執行部の意向を伝え、反対意見も付して決めさせていただいた。


○(4者協議の方針に対し執行役員会でどのような反対意見が出されたのか) 今までと同じく、橋下徹個人の力でかなりの票を得たので尊重すべき、今後の国会運営を円満に行うために分党すべきなどの意見があった。貢献の大きな創業者2人が党に残って話し合えば円満な解決につながると思うが、離党した翌日に新党設立を宣言したとなると、話し合えれば解決の糸口が見つかると思えた次世代の党との分党時とは違うと感じた。


○(反対意見は大阪系の東議員、井上議員、松浪議員か) そうだ。


○(執行役員会で4者協議の方針を確認したとは、決を採ったということか) 決は採っていないが了承いただいた。全員にご意見を伺ったので決を採ったようなもの。その上で反対意見を付して、了承いただいた。


○(執行部は離党者を何人と把握しているのか、個別に意志を確認しているのか) マスコミの皆さんと同じで、見込みの数字はあるが一人ひとり確認したわけではない。


○(橋下氏が偽物の維新などと非難しているが、大阪系の方々が候補者を立てて代表選を行うべきだったのでは) 党が混乱しているのは事実だが、互いに誹謗中傷はさけるべき。離党したとはいえ維新の党の議員が何人も移るのが確実と言われる新党を作った2人が、外で批判するのは慎んでいただきたい。国会議員が地方で全く活動していないなど事実誤認も多い。我々は悪口をいうつもりはなく、我々の正当性を主張させていただく。選管をはじめ1人1票で党員を集めて代表選の準備をしていた。投票を楽しみにしていた方の期待も裏切った。代表選はやるべきだった。


○(鬼怒川の水害は国交省の偏った河川政策による人災ではないかという報道があるが) 今までの河川政策を検討する必要はある。


以上