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北朝鮮による弾道ミサイル発射について

北朝鮮による弾道ミサイル発射について


平成28年2月7日
維新の党代表 松野頼久


 本日、午前9時半頃、北朝鮮は、『人工衛星』と称する弾道ミサイルを北朝鮮西海岸から沖縄県地方に向けて発射した。


 今回の弾道ミサイル発射は、我が国に直接の被害が無かったとはいえ、我が国の安全に対する重大な脅威であり、同時に、本年1月の核実験に続く明白な国連安保理決議違反であって、政府は、国際社会と緊密に協力して、厳正に対処すべきである。
 特に、国連安保理理事会が先の核実験に対する制裁措置について未だ明確な態度を示せていないことは遺憾であり、この新しい事態を機に、非常任理事国である日本として、合意に向けた一層の努力を行うべきであると考える。


 更に、弾道ミサイル開発と核実験を強行して核兵器の実用化を狙う北朝鮮の脅威についても、米韓中露と協力して対策をとるよう要請する。