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パリ同時テロについての党代表談話

パリ同時テロについての談話


平成27年11月16日
維新の党代表 松野頼久


13日夜(日本時間14日朝)、パリで発生した同時テロによって少なくとも128人が死亡し、300人以上が病院に搬送されたと報じられている。
維新の党は、犠牲者の方々に哀悼の意を表するとともに、市民生活を標的にした残虐極まりない蛮行を強く非難し、テロ対策で国際協力を一層強化するよう訴える。


オランド仏大統領は14曰、今回のテロが中東で勢力を拡大している過激派組織ISの犯行であると断定した。シリアやイラクなどで続く内戦が今回のテロの温床になっているとすれば、中東の混迷が続く限り、周辺諸国のみならず、欧州を含む国際秩序が侵されることは避けられない。国際社会は、中東地域の安定に今以上の関心と努力を傾注しなければならない。


我が国として、邦人保護に注力すべきことはもとより、テロに屈することなく国際社会と連帯してテロを封じ込めるためにあらゆる手段を尽くさなければならない。しかし、その際には、イスラム社会そのものを危険視するのではなく、むしろ、テロの撲滅に向けて、これまで以上にイスラム社会と連携を強めていくことが必要であると考える。