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新国立競技場計画の白紙撤回に関するコメント

新国立競技場計画の白紙撤回に関するコメント


平成27年7月17日
維新の党代表 松野頼久


先ほど安倍総理が「新国立競技場の計画を白紙に戻す」と表明された。
ザハ案を少しでも維持すると、特殊な部品が必要となったり、縮小によりデザインが中途半端になるなど問題が多い。
ザハ案を完全に廃案しない限り、十分なコスト削減は不可能と考える。


また、陸上競技場とサッカー場と音楽ホールの用途を兼ねることで、サブトラックなど必要な機能が揃わなかったり、設計構造上の無理や追加コストが生じている。
競技場の用途を思い切って絞る、速やかな政治決断を求める。


最後に、建設コストが当初予算の1,300億円から3,000億円に膨らみ、安倍政権下で計画を縮小して1,625億円にコスト削減をしたはずが、その見積もりが甘く、結局は2,520億円かかることが判明した。
無責任で杜撰な進行管理により、余分な設計費や違約金がかかる。
さらにはラグビー世界大会にも間に合わなくなった。
下村文部科学大臣と森組織委員会会長の責任を厳しく問うものである。