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今井雅人国会議員団記者会見

【2016.03.08】今井雅人幹事長 定例会見


平成28年3月8日(火) 今井幹事長 記者会見要旨(新党協議会終了後)


○衆院の選挙制度改革に関して、わが党は2010年の国勢調査の結果に基づきアダムズ方式で都道府県への議席配分を決め、15年の簡易調査の結果で微調整するという方針だった。執行役員会での議論の結果、15年の結果に基づきアダムズ方式を適用することについても容認することとなった。


○新党協議会については、メンバーの一人から自由民主党に対抗できる重厚感のある党名が望ましいとの発言があった。


○(2015年の国勢調査の結果にアダムズ方式を適用することを容認した理由は)15年の結果に適用する方が1票の格差は是正されるので問題ないと考えた。


○(TPPの審議が国会で始まろうとしているが)交渉結果が公表されるまで時間がかかったが、TPPは国の方向性を決める重要なテーマであり、時間をかけて十分議論したい。事前の国会決議が守られているかだけでなく、交渉で獲得した部分と譲歩した部分を比較して国益にかなっているか精査することが重要だ。


○(甘利前大臣の後任の石原大臣の資質について)質疑で十分な答弁が行われなければ資質を問うことになるが、最初から資質を問うという話ではない。


○(国連の女性差別撤廃委員会が、慰安婦に関する昨年末の日韓合意は被害者中心のアプローチを採用していないと批判し、完全かつ効果的な賠償をするよう求めているが)詳しい内容は把握していないが、被害者の皆様に納得していただけるよう丁寧に対応しなければ勧告に応えることにならない。合意は終わりではなく、合意に基づき今後、しっかり対応することが必要だ。


○(国連の女性差別撤廃委員会が、日本に選択的夫婦別姓を認めるよう勧告したが)多様な生き方を尊重すべきであり、選択的夫婦別姓という希望を叶えるような社会を作ることは重要だと考える。一方で日本の家族制度への影響を懸念する声もあり、十分議論すべきだ。


○(民主党は過去に選択的夫婦別姓に関する民法改正案を提出しているが維新の党のスタンスは)実はまだ党内の意見集約をしていなかった。基本的には裁判所や国連の判断を尊重しながら進めるべきと考える。

以 上