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国会議員団松野頼久記者会見

【2016.03.03】松野頼久代表 定例会見


平成28年3月3日(木) 松野代表記者会見要旨


○新党協議会の党名チームの会合が開かれ、3月4日(金)~6日(日)に両党ホームページで党名を公募すると決定。結果を7日(月)に両党で持ち寄り、協議することに決まった。


○(公募により党名を決めると決まったが)公募と「客観的」な選定では、意味が異なるのではないか。「客観的」な方法とは最終的に選定する段階でどのような方法をとるかということである。党名を絞り込む段階で多くの人から意見を聞くことと、絞り込みの方法とは少し違うと思う。


○(世論調査でなければ「客観的」とは言えないのか)代表・幹事長の間では、我々は民主党とはまったく違う党名に、民主党側は民主という文字が一部残るようにと主張し溝が埋まらなかった。そこで世論調査で決めればいいということで合意した。具体的な決定方法は党名チームに任せたい。


○(党名を公募することが決まったが、党名チームから公募実施後について何か聞いているのか)公募というより募集をかけて、一般の国民の皆さんから意見を集める。党内からも意見を集めたい。集められた意見からどのように選ぶのかも党名チームの4人で相談すると聞いている。我々だけの議論ではどうしても考えが狭くなるので、広く国民の声を聞くのは良いことだと考える。


○(自分たちの党名さえ自分たちで決められないのかという意見もあるが)国民の意見を聞いた後、最終的には自分たちで党の名前を決める。


○(昨夜、岡田代表と生活の党の小沢共同代表が会談したが、新党結成に向け小沢共同代表に期待することは)少なくとも野党5党は選挙協力で合意している。私は以前から幅広い結集を訴えており、今後も幅広く結集を呼びかけるべきだと考える。


○(生活の党は新党への合流に前向きだが、民主党内には小沢共同代表が戻ることへの拒否感もあるようだが)1つでも多くの政党がまとまり、新しい政党を作るべきだ。小沢共同代表個人ではなく、党として大きくなることを考えるべきだ。


○(安倍総理が任期中に憲法改正を実現したいと発言したが)国民の意見を聴くべきであり、ぜひ参院選の公約の旗頭としてかかげ、国政選挙に臨んでほしい。その結果が憲法改正に対する国民の声だ。


○(安倍総理が参院選で憲法改正を掲げた場合、野党はどのように対抗するのか)まだそこまで議論していないが、与党は論点となる部分を明確に掲げて選挙をすべき。わが党は統治機構改革のために憲法改正を掲げているが、9条についてはさらなる国民的議論が必要と考えている。憲法改正というだけでは、さまざまな意味にとることができる。与党は論点を明確にわかりやすく示して選挙をすべきだ。


○(自民党は「自公対民共」という構図を印象付けようとしているが)何を以ってそのように発言しているかわからないが、我々が共産党とともに政権を作ることはない。安保法制の1点について選挙協力をするだけの話だ。あえてレッテル貼りをしているのだろう。


○(民主くんの処遇について)ある意味、最大の功労者だから最高顧問等として処遇すべき。両党の合流で民主くんの産みの親である柿沢議員と一緒に住めるので喜ばしいことだ。


○(手話を言語として位置付ける「手話言語法」の制定を求める動きに国は消極的だが、このたび全市町村で制定を求める決議が採択された。この法律の必要性について)内容の詳細はわからないが、手話を使う方が日常生活の中で不便がないよう、できるだけ多くの場で手話が使えるようになるべきだ。点字も同様に、さまざまな場で使えるようにする必要がある。

以 上