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今井雅人国会議員団記者会見

【2016.02.23】今井雅人幹事長 定例会見


平成28年2月23日(火) 今井幹事長 記者会見要旨


○5野党の幹事長・書記局長会合が開かれ、19日の5党の党首会談における4点の合意を再確認。国政選挙における協力とは衆議院と参議院の両方の選挙であると確認した。今後、特に参院1人区での協力体制構築を進めることで合意。国政選挙に向けて安保法制廃止以外にも共有できる政策の柱について来週以降、議論する。


○執行役員会では、民主党との合意内容について説明。まだ詳細は公表できないが、新しい党が結成されたというイメージが重要と考えて交渉してきた。執行役員に具体的に内容を説明、質問はあったが異論は出なかった。明日、両院議員懇談会(総会)を開催して意見を聞き、その後、臨時の執行役員会を開いて最終的な意思決定をしたい。また、地方議員への説明も順次進めたい。


○(野党5党幹事長・書記局長会合を開催するのも野党が早期解散を想定しているからではないか)一国の総理大臣が解散権を党利党略で濫用すべきでない。衆議院議員は憲法で規定された4年の任期を果たす責務があるはず。ただ、現在、解散権は安倍総理にあるため解散に備えなければならない。


○(野党5党幹事長・書記局長会合で衆院選の選挙協力や具体的な選挙区の議論はあったのか)1人区候補取り下げの志位委員長の発言を共産党として提案させていただきたいとの話があった。衆議院についても協力体制の構築に関する合意はできた。個別の選挙区に関する話は出なかった。


○(執行役員会での松野代表の説明について)代表からは新党の概要とその決定方法について説明。また参院選も迫っており、3月中の新党結成を目指すと説明があった。


○(新党結成に向けた両院議員懇談会、執行役員会、党大会は)新党結成手続きに入ることに関しては、執行役員会の決定事項となる。全国会議員の意見を聞いたうえで判断すべきであるとして、明日の両院議員懇談会で説明することとなった。明日の執行役員会の決定を以って合流手続きに入る。新党結成の際には党内手続きが必要になるが、どのレベルで行うのか党内で規約等を検証中であり、何らかの組織決定をすることになるが、どのようになるかは未定である。


○(両院議員懇談会で理解を得られると思うか)議決権は両院議員懇談会にはないが全員に関わる重要な案件である。わが党が求めてきたものを満たす内容であり、理解していただけると信じている。


○(新党結成ではあるが、事務的には民主党の党名変更となるのでは)党名変更だけでは新党とは言えない。大切なのは有権者である国民からどのように見えるかであり技術論の問題ではない。明日の党内議論の際に詳しい内容が公表されると思うが、十分国民の信頼に応えられる内容だと考えている。永田町の理屈と国民の常識はかけ離れている。永田町の理屈ではなく国民からどのように見えるかを考えれば自然と答えは明らかになる。今回はそのような結果になったので自信を持っている。


○(維新の党の参議院議員は新党に入れないのではないか)形式的には別だが、実質的には仲間として活動する。


○(両党の合流協議が一致を見たことへの感想を)ここまで来るのに大変な苦労があった。今後、双方が党内をまとめ上げられるかという面もある。敵を間違えてはならない。我々の敵は暴走を繰り返す安倍政権だという認識を持つこと、そして、自分たちのためにではなく国民のために政治をしているという認識を持つことだ。両代表の強い意思・決意に敬意を表したい。

以 上