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今井雅人国会議員団記者会見

【2016.02.09】今井雅人幹事長 定例会見


平成28年2月9日(火) 今井幹事長 記者会見要旨(執行役員会後)


○執行役員会で議論・報告されたのは以下のとおり。
・安保関係法案については、現行法を廃止する2法案だけでなく全5法案を提出する。また、民主党以外の野党との共同提出も歓迎する。
・「消費税の逆進性対策等に関する法律案(給付付き税額控除)」について提出を了承した。
・北海道5区補選の候補予定者である池田真紀氏への推薦を決定した。
・参院選の選挙区の候補予定者である増子輝彦氏(福島)、小見山幸治氏(岐阜)、黒石健太郎氏(岡山)、舟山康江氏(山形)への推薦を決定した。


○今日、為替は114円台となり株価も大幅に下落している。金融政策に依存したアベノミクスの限界が見えてきた。中途半端な状態になっている成長戦略を着実に実施する必要がある。


○衆議院選挙制度調査会の答申に対し、自民党内から定数削減を先送りする案が出ているようだが、とんでもないことだ。


○(定数削減をどのように訴えていくつもりか)調査会の答申通りに進めることを表明している党と協力して進めたい。


○(民主党の岡田代表が、解党は「禁句」と発言したが)私は代表の意向に従い交渉する立場であり、「衆参全議員がまとまって行動する」という代表の言葉を尊重する。個人的な意見だが、世論調査を見ても与党への支持の高さと野党への支持の伸び悩みは明らかだ。夏の参院選で改憲勢力が3分の2を超えるのを阻止するため、野党が国民から支持されるため何をすべきか真剣に検討すべきだ。わが党としては全議員がまとまって行動することが大切だが、どうすれば国民が期待してくれるのか、もっと大きな観点で考えなければならない。


○(参院選に向けた民主党との候補者調整は今後も続けるのか)野党間の協力は不可欠だ。候補者調整は困難だが、行わなければ与党を利するだけになってしまう。


○(自民党は参院比例に元SPEEDの今井絵理子氏を擁立するようだが、維新の党の擁立方針は)政治家として何を目指すか明確な人を選ぶべきだ。維新の党としては党の政策と同じ考えの人を擁立したい。


○(参院選に向け党独自の政策作りに着手するよう指示する松野代表の発言について)あらゆる可能性を考え、準備をする必要があるということだ。


○(北海道5区補選の意義について)参院選の前哨戦であり、与野党の一騎打ちになる可能性もある。野党の選挙協力が試される選挙と考えている。


○(北朝鮮のミサイル発射を受け、自民党内から昨年成立した安保法制を改めて評価する発言が出ているが)今回の事態にも、昨年わが党が提出した案で十分対応できると考えている。


○(高市総務大臣が放送局の電波停止に言及したことについて)憲法で報道の自由は保障されており、憲法の精神を守ることがもっとも重要だ。放送法は憲法より下の存在に過ぎない。これまでも安倍政権はメディアにさまざまな圧力をかけてきたが、総務大臣が放送局の電波を止める可能性に言及するのは不適切であり、政府は謙虚になるべきだ。

以 上