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今井雅人国会議員団記者会見

【2016.02.02】今井雅人幹事長 定例会見


平成28年2月2日(火) 今井幹事長 記者会見要旨


○執行役員会で議論・報告されたのは以下のとおり。
・人事院勧告の廃止等に関する3法案(国家公務員法等の一部を改正する法律案、国家公務員の労働関係に関する法律案、公務員庁設置法案)は、民主党との共同提出に向け作業を進めている。
・企業団体献金の廃止法案は、わが党で骨格を作り、早い時期に共同提出できるよう進めたい。
・衆議院茨城県第3区について、小泉俊明氏を支部長とすることを決定した。
・参議院宮城県選挙区について、民主党公認の桜井充氏への推薦を決定した。


○本日昼、民主党との選挙関係調整会議を開催。
1.参議院新潟選挙区は野党候補で一本化するため今後調整する
2.参議院の各選挙区は候補者を一本化し相互推薦する方向で進める
3.衆議院の小選挙区は現職議員がいる選挙区を中心に調整を進める
以上の3点で合意した。


○昨年の横浜市議選で初当選した自民党公認の中山まゆみ氏に対し、県選管は居住実態がないため当選無効とした。無効の取消を求めた裁判の高裁判決が28日に出され、生活の本拠の実体がないと請求を棄却した。中山氏は、甘利大臣の下でマイナンバー制度を担当した福田峰之政務官のマンションに住んでいたと主張している。違法の可能性が高いと分かっていても自分と関係のある中山氏を立候補させる福田政務官と関わりがある点からも、甘利前大臣の問題は大きいと認識している。


○予算委員会では、明日は私(今井幹事長)、明後日は松野代表と石関国対委員長が質問に立つ。


○(参院選新潟選挙区には共産党も候補者を擁立するようだが)まず民主党と候補者を一本化する。「生活」との調整はその後となる。全国で候補者を立てる共産党とは、各党間の協力関係の大枠を決めた後、新潟県で協力関係を築けるかという問題なので、現時点で調整は考えていない。


○(民主党との選挙関係調整会議に、他の野党も加える予定は)選挙関係調整会議は民主党と統一会派結成で合意した際、代表・幹事長の下に政策と選挙の調整のため設置された機関であり、この枠組みの中に他党を入れることはない。ただし、参議院選挙区の候補者を野党で一本化するため、今後、他の野党との調整機関を作る可能性はある。


○(本会議で安倍総理、石原新大臣の答弁を聞いた感想は)企業献金を原因とする閣僚の辞任が繰り返されているにもかかわらず安倍総理の認識が甘いのは、総理が「政治とカネ」の問題を重要視していないからではないかと感じた。


○(企業団体献金の廃止法案の骨格はできあがっているのか、他の野党にも共同提出を呼びかけるのか)法案の骨格は完成している。まずは民主党と法案の内容を詰めていきたい。


○(中山まさみ氏関係の問題の今後について)国会議員あるいは行政の一員が選挙のルールを逸脱したのであれば、責任問題があると考える。


○(甘利大臣の経済財政演説を退席したことについて、おおさか維新の会はパフォーマンスだと評したが)論評に値しない。    

以 上