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国会議員団石関貴史記者会見

【2016.01.28】石関貴史国対委員長 与野党国対委員長会談後ぶら下がり


平成28年1月28日(木) 石関国対委員長 記者会見要旨(与野党国対委員長会談終了後)


○甘利大臣は今日の参議院本会議でも職務を全うすると発言していたので、数時間後の辞任は奇妙に感じる。自民党にとっても辞任は驚きだったようで、先ほどの与野党国対委員長会談でも、自民党は状況を整理して今後の検討をしたいということで終了した。政府4演説と代表質問の後の閣僚辞任は経験がなく、予算委員会の日程も仕切り直しになると考えている。甘利大臣自身、今回の会見は中間報告と語っていたが、大臣辞任で終わることなく、国会として最後まで真相究明を進めたい。安倍総理はしばしば民主党政権時代を批判するが、今後は自らの政権も顧みるべきだ。


○(明日の予算委員会の趣旨説明も白紙に戻すということか)会談ではそのように伝えている。自民党側もこれから状況を把握して、意向を伝えてくることになっている。新しい閣僚が誰になるかわからないまま会談が行われたくらい自民党も混乱していた。少なくとも今晩中には何らかの連絡があると考えている。当然、明日の予算委員会の話はできない。


○(経済財政演説終了後の大臣交代について)経済財政演説と代表質問の直後の辞任は前代未聞だ。大臣辞任後、いきなり予算の審議はあり得ない。新閣僚の経済財政演説をどのようにするかという議論から今後の議論が始まると思う。


○(企業団体献金の禁止について)企業団体献金禁止法案の提出が民主党との統一会派結成の前提の1つだ。わが党から法案提出を求めているが民主党は消極的という意見が出ていた。このタイミングで提出しないと民主党の姿勢が問われるから、法案提出のスピードアップにつながるのではないか。ただ、野党間の国対委員長会談でも法案提出に関する議論はなかった。


○(昨日の予算委員会の理事懇で、国交省とURにも文書で回答を求めていたが)2団体についても事実の究明に含まれる。今後は予算委員会だけでなく行政監視委員会や決算委員会でも真相究明を続けていかざるを得ない。


○(甘利大臣の辞任に対する個人的な感想は)重要閣僚の責任の重さを痛感した。自分自身も国民の負託を受けて行っている仕事の重みを再確認した。当然の身の処し方だと思うが、国会として真相は究明したい。


○(甘利大臣の後任は石原伸晃議員という報道があるが)石原議員が後任となれば国会で力量が試されるし、内閣そのものが問われることになる。

以 上