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国会議員団松野頼久記者会見

【2016.01.28】松野頼久代表 定例会見


平成28年1月28日(木) 松野代表記者会見要旨


○本日夕方、甘利大臣による会見が予定されている。職務権限を持つ閣僚として、疑惑についてしっかり説明すべき。大臣の説明を確認した後、予算委員会に臨みたい。


○(明後日(1/30)の民主党大会で岡田代表が新党に言及するか注目されているが)岡田代表がどのような発言をするのかわからないが、新しい政党を結成し、国民の理解を得られる方向に進むべき。
また、国民の望む政策は何なのかを改めて考える時期を迎えていると思う。自民党が圧勝した一昨年の総選挙でさえ、295選挙区のうち150以上の選挙区で野党候補の得票数の合計が与党候補の得票数を上回り逆転可能という有権者の投票行動を考えると、野党が候補者を1人に絞ることができれば政権交代も十分可能と考える。


○(安倍総理は憲法改正を参院選の争点にするという発言を繰り返しているが)憲法改正は自民党総裁として参院選を戦うための1つの考え方なのであろう。しかし、世論調査の結果を見ると、憲法改正を掲げて3分の2を確保するのは難しいのではないか。調査では憲法改正に賛成と反対が拮抗、あるいは改正反対が若干上回るという結果が多い。圧倒的多数の国民が憲法改正を望むならともかく、憲法改正を掲げて参院選を戦えるのか疑問を感じる。
また、代表質問でも指摘したが、現在の衆議院の選挙区割りは違憲状態とされている。違憲状態の区割りで選ばれた議員が憲法改正の発議をするようなことがあってはならない。少なくとも衆議院の選挙制度調査会の答申にある区割りの変更と議員定数の削減を実現してから憲法改正を行うべきだ。


○(民主党と合同の甘利大臣の疑惑追及チームは、関係者に接触できず、国交省も十分な説明を拒んでいるため、調査が進んでいないようだが)捜査機関ではないので政治家が疑惑を追及するのは難しい。それでも、国会で国交大臣に質問し、十分な回答をしない姿を国民に見てもらうことも大切ではないか。


○(昨日の会見で石関国対委員長は、民主党が維新の党の法案提出を妨げていると不満を述べていたが)本来、別の政党であり、法案に対してもいろいろな考え方があると思う。統一会派として両党が十分に意見調整を行いながら進めればいいと考える。

以 上