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今井雅人国会議員団記者会見

【2015.12.15】今井雅人幹事長 定例会見

平成27年12月15日(火) 今井雅人幹事長 記者会見要旨(執行役員会終了後)


○先週金曜、民主党と統一会派結成などについて合意書に調印した。これについて本日の執行役員会と両院議員懇談会で報告した。


○民主党から会派運営について、(1)「協議会」、「政策調整会議」、「統一会派運営協議会」、「選挙対策調整会議」の設置、(2)名称や代表者などの会派運営の基本事項、(3)その他、に関する提案を受けた。本日、党内で協議、了解をいただいた。


○来年の参院選に向け選対を立ち上げる。候補者の公認手続きを取り、選挙体制に入りたい。特に来年改選の全国比例候補全員の当選を目指し、議員を振り分け支援する体制をつくる。


○(自民・公明両党が財源1兆円の目途もたたない状態で軽減税率について合意したが)安倍総理は財政再建を重視するとたびたび発言しているが、財源の手当てをしないまま1兆円の軽減税率の導入を決定したのは無責任である。


○(軽減税率の導入は低所得者支援にならないという意見もあるが) 低所得者への支援策として維新の党は「給付付き税額控除」を提案しており、軽減税率よりも望ましいと考えている。政府は国民にわかりやすいため軽減税率を選択したと思うが、より効果があるのは「給付付き税額控除」と考える。


○(おおさか維新の会の松井代表が憲法改正について言及したが)憲法改正については賛成だが、何を改正するかが重要。改正内容が我々の考えと同じであれば賛成する。


○(民主党の岡田代表が、来年の参院選の結果次第で憲法改正の可能性もあると憲法改正に否定的な発言したが)どのような真意で発言したのかわからないが、岡田代表は立憲主義を無視する安倍政権が憲法改正をするのは危険だと指摘したのではないか。その懸念は理解する。あくまでも改正の内容で判断すべき。


○(両院議員懇談会ではどのような意見が出されたのか)執行部から説明し、特段の意見はなかった。地方議員へ丁寧な説明をすべきという意見や、消費増税を行う環境が整っているのかという問題提起などがあった。


○(統一会派結成について、民主党との間で考え方の違いはあるか)今のところない。少なくとも執行部レベルで話す範囲では違いを感じていない。


○(参院の統一会派結成について)民主党の中も衆参で考えが異なるようだ。統一会派結成については同意しているので、組み方はそれぞれの院の意見を尊重する。民主党の参議院の方々とも既に何度か会合を行い、今後も定期的に会合を開いて距離を縮めていく。


○(今井幹事長にとって、今年を象徴する1文字は)今年は「忍」。人間、耐えることが大切だ。耐える先には未来がある。                 

以 上