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国会議員団柿沢未途記者会見

【2015.09.08】柿沢未途幹事長 定例記者会見


平成27年9月8日(火) 柿沢未途幹事長 記者会見要旨(執行役員会終了後)


○3週にわたり執行役員会の報告を兼ねた会見をお休みした。皆さまにご迷惑をおかけし、お詫び申し上げたい。身内を病院に連れていったり不幸な偶然が重なったが、幹事長会見の発言で波風立たないようにとの助言に配慮したのも事実。党内状況で会見を欠席し、皆さまにご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思う。


○今井政調会長から、(1)労働者派遣法案が参議院で今日にも審議打ち切り、採決の可能性もあるとの報告。衆議院では採決に出席して政府案に反対、同一労働同一賃金法案に賛成した。参議院でも基本的に同じ方針だが、今日採決されるならあまりに唐突・強引なので出席でいいのか、臨機応変に対応することとなった。(2)安保法案関係では、今日の参院特別委の参考人質疑の後、わが党が提出した残りの法案の趣旨説明が行われる。「丁寧な審議をし、十分な説明をして、決めるべき時がきたら決める」という安倍総理自身の言葉通り、衆議院同様に中央公聴会を採決前に開催するなど十分な議論を求める。


○総務会から、党員数の報告。8月末で締め切った新規の入党申込み者数は46,724人。現時点での日本維新の会と結いの党からの継続党員と、新規申込みを合わせた党員数は52,696人との報告があった。代表選は行わないこととなり、お詫びの意味も込めて希望者には党籍は残したまま党費を返金することはすでに決定済み。なお、フライングで一部の報道で党員申込みが7万人という数字が出たが、数字のミスリードは謹んでいただきたい。


○執行役員会の最後に、党5役の中からも橋下氏が立ち上げる新党へ合流するような発言があり同じメンバーで執行役員会を形成するのは難しいのではないかという意見があり、それに対し、国会も大詰めであるから人事を動かすべきではないという意見があった。人事権のある松野代表が意見を引き取り、できる限り早く決断するとの発言があり、了とされた。


◯(松野代表が改めて自らの考えを提示するというが、その期限は)その場で期限に関する言及はなかったが、派遣法案が今日にも採決強行というほど国会情勢は緊迫しているので、それほど間を開けないと思う。


○(派遣法案への対応の判断は誰が行うのか)松野代表が幹事長にも相談の上で判断する。


○(橋下氏の新党設立宣言以来、党内が浮足立っている現状を幹事長はどうとらえているか)松野代表から党を割るという話はしていない。党を割らないと言及したのに橋下・松井両氏が離党した。そこから唐突に国政政党の話になり、松野代表は「党を割らないでほしい」と呼びかけたが橋下氏は「無理だ」ということで現在に至った。所属議員はメディアの一面的な情報に基づいて判断せざるをえないので、不安や疑心暗鬼が生じている。すっきりさせるため今日の議論が提起されたと思うし、判断するのは松野代表だと思う。


以上