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国会議員団松野頼久記者会見

【2015.09.03】松野頼久代表 定例会見


平成27年9月3日(木) 松野頼久代表会見における発言


おはようございます。
本日は本会議がございますので、定例会見の時間を若干早めさせていただきました。
今、国会開会中であり、これから参議院で安保法案の審議の山場がくると思いますので、いろいろな報道に惑わされず、国会の活動をしっかりやっていきたいと思っております。
私からは以上です。何かございましたら皆さんの方からどうぞ。


【所属議員の意見を聞く場について】
Q:昨日、当選1回の議員が松野代表に説明の場を設けて欲しいと申し入れを行い、下地議員から両院議員総会を開くべきだという意見もあったが、党内向けの場としてどのような在り方が一番良いとお考えでしょうか。
A:今申し上げたように、あくまで報道ベースの情報しかありません。
5役会で大阪維新の会・国会議員団の会長である馬場氏に今後のことを尋ねたところ、今のところ離党云々を考えている訳ではない、国会閉会まではしっかり国会の活動をやりたいという話でした。ですから、正式に執行部へ離党の意思が伝わったわけでも申し出があったわけでもありません。
どのような形で所属議員の皆さんの意見を聞くのか、非常に苦慮しております。ただ、いろいろな報道が出て混乱していることも確かなので、何らかの形で皆さんの意見を聞く場は作りたいと思っております。


【片山総務会長の発言について】
Q:昨日、片山参院会長が橋下氏の立ち上げる新党へ参加を表明したことについて。
A:正式な記者会見の場でそのようなお話が出たということですから、しっかり真意を確かめたいと思います。

Q:昨日、片山総務会長が党代表選に関して松野代表とお話しして、取り止めも含めて検討するとコメントしましたが、代表としてはどのようにお考えでしょうか。
A:いろいろな報道で混乱をきたしている最中ですので、何らかの措置は考えなければいけないと思います。代表選は総務会マターなので、片山総務会長と相談し、結論を得たいと思っております。

Q:片山氏から真意を確かめたいというお話と代表選の話もありましたが、その2つを併せて近く話をするということでしょうか。
A:もちろん、直接お会いしてお話いたします。

Q:片山総務会長が、法案の審議の途中の段階で離党を表明したことについて、何らかの対応は必要と考えるか。
A:まず、真意を確かめてから対処したいと思います。
5役のおひとりですから、どうするかしっかり聞いてみたいと思います。


【不信任決議案について】
Q:民主党も含めた野党が不信任決議案を出す可能性がありますが、維新の党としてどのようにお考えでしょうか。
A:違憲の可能性が極めて高い法案を衆議院で強行採決したという状況です。そして不信任案は衆議院で提出するものです。
現段階では、法案が参議院で修正されて衆議院へ戻ってくる可能性がありますから断言はできませんが、参議院でも強行採決が行われ法案が通過するようなことがあれば、当然不信任に値するものだと思います。

Q:明日、野党の党首会談が予定されていると思いますが、不信任案に関して提出も含め、野党で足並みをそろえるという動きになるのでしょうか。
A:当然、そういう方向性を模索するための党首会談だと思います。
ですから、私としては今と同じ意見を申し上げるつもりです。

Q:不信任決議案が出されて、維新が党として対応するという状況になった場合、当然ながら党議拘束をかける対象になるのでしょうか。
A:党議拘束がかかるのは当たり前だと思います。
政党政治の中でわれわれ国会議員が一番重く受け止めているのは首班指名。次は不信任決議案、解任決議案、この種の類。そして予算案。一般法案の順です。我々が採決に挑む重要度はこういう順番で重要だと思います。
不信任決議案であれば党議拘束は当然かかっておりますし、そういうものだと思っております。


【橋下・松井両氏に関して】
Q:一連の報道について、橋下氏、松井氏に直接に会って確かめる機会を設けるつもりでしょうか。
A:一応、電話ではお話をいたしました。
報道されている方向に進んでいくのであれば、江田氏を交えて今後どうしていくのか話し合わなければいけないと思っております。

Q:今日、松井知事が上京されますが、お会いになるご予定は。また、ご連絡はありましたか。
A:予定はないです。連絡もありません。


【柿沢幹事長について】
Q:執行役員会後の記者会見について、直近の3回は柿沢幹事長の代わりに松木幹事長代行が行っていますが、党運営に支障は出ていないとお考えでしょうか。
A:柿沢幹事長本人が、どうだったのかわかりません。
松木幹事長代行からは、直近はあまり体調がよくなかったと聞いておりますので、推移を見まもりたいと思います。
党運営に支障をきたすようなら、一般論として当然必要な措置を取らざるを得ないでしょう。ただ、現段階で支障をきたしているとは思っておりません。


(了)