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今井雅人国会議員団記者会見

【2016.03.23】今井雅人幹事長 定例会見


平成28年3月23日(水) 今井幹事長 記者会見要旨(執行役員会終了後)


○執行役員会では、1.新党の党名、綱領、規約、基本政策について了承、2.選挙関係では、米山隆一氏の衆議院新潟県第5選挙区支部長への就任を承認、参院選関係では森裕子氏(新潟県)と主浜了氏(岩手県)への推薦を決定した。


○(衆院選挙改革に関する大島議長との会談について)議長からは、1.定数配分にアダムズ方式を導入する、2.基準は10年ごとの国勢調査、3.定数削減は透明性のある方法で行う、4.調査会の答申を尊重する、という4点について説明を受けた。2020年の国勢調査の結果をもとに調整する自民案は答申に従っているとは思えない。2010年が基準となるだろう。新党結成後は幹事長ではなくなると議長に伝えたところ、これまでの経緯があるので、どのような立場にしろ、枝野さんと今井さんは協議に参加してほしいと言われた。


○(衆院選挙制度改革に関する野党独自案の提出について)大島議長からは、一連の議論のスタートの時点でそれだけは避けたいとの発言があった。与党と可能な限り改革案の一本化に向けた努力をしたいが、折り合いがつかなければ独自案の提出となるかもしれない。


○(改革結集の会の4議員が新党に合流することについて)新党結成の合意の中に「幅広く結集を呼びかける」とあるので、両党の代表・幹事長の間で認められない限り、合流を了承できないと代表は発言している。新党協議会で承認する手続きが必要だ。そのための環境整備も含めて調整したい。両代表が「合併協議書」に署名する前の新党協議会で「改革結集の会」の件を議論したい。


○(政党要件を失うので新党に合流するという改革結集の会のスタンスは認められるのか)解党後、個人の資格で新党に参加するという代表の言う方法も1つの選択肢だ。やり方はいろいろある。感情的なしこりが問題であり、解消の方法も1つではないから、形にこだわる必要はない。


○(松野代表は執行役員会の冒頭、消費増税凍結法案を野党共同で提出したいと発言していたが)消費増税凍結法案を提出すべきという考えを新党結成前に示したものではないか。検討していただきたいという思いで発言したのだと思う。新党結成後、そのような提案をしていくということだ。


○(幹事長としての半年間を振り返って)長くも短くもあった。分裂の時は残念でしかたなかった。橋下代表は今でも好きだ。自民党に対抗できる野党を作るという松野代表の思いを共有していたので、松野代表を支えながらここまでやってきた。それが実現したのでたいへん感慨深い。


○(新党でも幹事長等の役職で活動するのか)5年分くらいの体力を使ったので、少し休養が必要だ。


○(維新の党の役割と、新党への継承について)合併交渉で維新に譲りすぎという意見が民主党内にあるのは承知している。私は維新の党を守るのではなく、新しい党を作るという思いでいろいろと主張させていただいた。我々は触媒であり、維新の党といっしょになってよかったと新党内で思われるようになればいいと考える。

以 上